プチぜいたくは湯上りのビール

82日記

月に2回ぐらい、夫婦で仙台キャバクラ街の近くのスーパー銭湯へ行きます。家からはちょっと離れたところにありますので、車で行くのがアクセスとしては一番便利なのですが、そうはいきません。というのも、私たち夫婦は2人そろってビール党。「湯上りの一杯」がなによりの楽しみなのです。車で行くとなると、どちらかがその楽しみをがまんしなければなりません。「どちらががまんするか」ということで夫婦喧嘩になることは目に見えています。それで、バスを使うことにしました。ずっとそうしていたのですが、バスは運行時間が不規則ですし、日によってはけっこう混み合うこともあります。せっかく露天風呂に入ってさっぱりして、そのあとの生ビールでいい気持ちになったのに、最後が混んだバスというのはなんとも興ざめです。ある日、いつものようにスーパー銭湯の休憩所で生ビールを飲んでいるとき、ふと頭に浮かんだことがあります。それはタクシー。銭湯から家までそれほどの距離ではないのですから、タクシーを使ってもそんなに高い料金にはならないのでは、と考えたのです。「ためしに一度、使ってみよう」ということになったのですが、そのあたりは流しのタクシーなど走っていません。そこで受付で聞いてみると、地元のタクシー会社の電話番号を教えてくれました。帰りにタクシーを利用するという人も、めずらしくはないのかもしれません。タクシーはおどろくほどすぐに到着。「いくらぐらいかかるかな」とちょっと心配でしたが、思ったよりもずっと低料金ですみました。それからは毎回、「行きはバス、帰りはタクシー」になりました。帰りの足を心配しないでいいのですから、湯上りのビールがいっそうおいしく感じられることは、言うまでもありません。これが私たち夫婦の休日の「プチぜいたく」です。