長年勤めていたお店が閉店

わたしは国分町のキャバクラで働いている。長年勤めていたお店が閉店することになって、もう残り2日。本当にあっという間だった。水商売を辞めることになって、辞める時になってお客さんのありがたみや人間性がわかってきた。今まで深くまでは考えたことがなかったけど、自分が思っている以上に素敵なお客さんばかりだったんだなと思った。先週は青森からわたしが最後なのでわざわざわたしに会うためだけに仙台に来て、お店に来てくれた。そんなにしょっちゅう来ていたわけじゃなかったけど、わざわざ来てくれるぐらいそのお客さんにわたしは愛されていたんだなと思った。今日も、盛岡から来てくれた人がいた。その人は仕事を終えて、新幹線でわざわざ飲むためだけに来てくれて、明日の朝一で帰って普通にお仕事があるって言っていた。本当にびっくりした。本当にわたしに会うためだけに時間も労力もお金もかけて来てくれただなんて、感激した。そのお客さんはいつもは仙台に出張があって来ていて、そのついでにお店に寄ってくれていた。だから、ついでに来てくれてるだけだしなぁって思っていたから、そこまでして会いに来てくれるほど、愛されていたことに幸せを感じた。キャバ嬢人生、ずっと成績がイコールわたしの価値みたいな考えがあったけれど、今辞める直前になって、成績だけがわたしの価値じゃなかったんだなと思った。こんなに素敵なお客さんがたくさんいて、わたしってすごく幸せ者だし、そんな人たちに囲まれているわたしにもそれぐらい価値があるのかなと思える。

仙台国分町キャバクラ派遣

アシストの女の子にもお店でヘルプに着いてもらってたくさん助けてもらった。事務所で会った時も声をかけてくれて、あと少し頑張ってくださいと温かい言葉をかけてくれた女の子がいた。とっても嬉しかった。女の子たちにもたくさん支えられて、黒服にもたくさん支えられている。今日は同伴で出勤が22時になってしまって、20時半からお店に来てくれていたお客さんがいた。わたしが出勤するまでの時間、お店の次長がそのお客さんと仲良しだからずっと相手をしてくれていて、まさかのシャンパン3本にワイン1本も空いていた。次長がたくさんお酒を飲んでくれたんだと思う。22時過ぎの時点で次長もかなり酔っ払っていた。本当に申し訳ないし、有難いと思った。だけど、そのお客さんが帰ってから、次長に笑いながらだけど、ほとんどあいかさん飲んでないのに全部あいかさんの売り上げになるんだからぁ?と言われた。昔からこの人間は悪気なく、少し嫌味を言ってしまうタイプで、変わらない人だなと思った。何か今度しっかりお礼をしたいと思った。