犬と猫を飼っている

人間は頭のいい生き物だと言われている。だけど本当にそうなのだろうか?わたしは犬と猫を飼っているけれど、犬と猫の方がよっぽど頭がいい気がする。自分とは全く違う生き物たちの中で、共存できている犬と猫はとても精神力が強いと思う。会話が通じなくても、のびのびと生きている。与えられたご飯に文句をつけることもできないし、おやつも欲しい時に食べたい時に与えられない。散歩も自分の好きな時にできない。つまり、色々な欲求を彼らは自分で満たすことが許されない環境に一生いるわけだ。人間よりもとてもとても精神力が強い。それに、ペットショップで売られている犬猫はまだ小さい。人間で言う3?4才にも満たない年齢なのにショーウィンドウの中で一人ぼっちで暮らす。こんなこと人間ではあり得ない。人間の3?4才は、やっと1人でご飯が食べられるようになって言葉が話せるようになるぐらいだ。そんな年から親元を離されているのに、彼らは立派に育つ。とてもすごいことだと思う。親から感情表現の仕方も教わらないのに、本能で感情表現の仕方を知っている。食べられるものと食べられないものの見分けもつく。誰も教えていなくても。人間は1人では言葉は覚えられないし、嬉しい時に笑う、悲しい時に泣く、それも教えられなければわからない。人間の本能なんてものは彼らに比べたら、とてもちっぽけだと思う。 飼われている犬猫たちは、飼っている人間に色々教えられる。しつけをされる。だけどそれは、全て人間の言葉で教えられるし、彼らにとってそれを理解することはとても難しいことだと思う。人間が怒っているのも笑っているのも、最初は全くわからない。時間をかけて少しずつ、彼らは人間の感情を覚えていく。毎日が人間と上手に暮らしていくための勉強なのだ。人間に置き換えて考えたら、地獄のような毎日だ。わたしは動物が大好きだし、動物たちがそんな生活をさせられていると考えるととても悲しくなるし申し訳なくなる。だから少しでも、彼らが有意義に幸せに暮らして欲しいと思う。人間は本当に愚かで、そんな動物たちを利用してお金儲けをする。お金儲けができないと、平気で動物たちを捨てる。殺す。いや、人間という括りは語弊があるかもしれない。殺処分を法律で禁止にしている国や、区がある。日本は動物に対しての法律がとても甘い。だから、日本人は愚かだと思う。日本人は人当たりがよく優しいとよく他国から評価されているが、そんなのは間違いだ。命を全く大切にしていない。わたしは国分町のキャバクラで働く前は、動物の殺処分を減らすための活動がしたくて、ペットの専門学校に通っていた。だけど、わたしの目的以前に、学校自体も酷いものだった。犬猫を授業の道具のようにしか扱っていなかった。とても見れた光景ではなかった。同級生たちも、わたしとは全く違う考えで入学している人ばかりだった。「あなたの夢や、今の願望をなんでもいいから書きなさい。」いう授業があった時に、わたしは殺処分を減らしたいと真っ先に書いた。でも隣の同級生の紙を見たら、某有名韓国アイドルに会いたい。と書いてあった。わたしはこの学校を退学しようと思ったキッカケの1つになった。同じ学校に通っていても、こうも価値観が違うのかと悲しくなった。もちろん先生たちもわたしからしたら頭のおかしい人たちばかりだった。学校を辞めて後悔していないわけではないが、わたしはあの学校にいるのは耐えられなかった。退学する際も先生と何度も話し合った。学校への不満やおかしいと思うことをしっかりと伝えた。そして今でも言われてとても覚えている理不尽な言葉がある。それは、担当犬がかわいそうじゃないの?という言葉だった。その学校では1人1匹担当犬として、授業の時に受け持つ犬がいる。わたしは小さなプードル犬のココアという女の子が担当犬だった。ココアはとてもよくしつけられていて、わたしが何もしなくても勝手に大人しくおすわりしていられる犬だった。こんなにしっかりしつけられたココアをわたしが預かられても何も勉強にならない。それに学校にはたくさんの犬がいて、生徒の数よりもとても多くの犬がいた。 生徒の入学希望者も少なく、担当犬として使われない犬がほとんどだった。使われない犬は最低限のケアだけされ、ほとんど狭い檻の中に入れられっぱなしだ。 つまり先生はわたしに、わたしが退学したらココアが担当に使われなくなるからずっと檻に入れられっぱなしになってしまうよ。かわいそうじゃないの?と言ってきたのだ。 わたしは本当に頭にきた。そんな状態の犬はほかにもたくさんいる。そんな状態にしたのは学校だろう?今でも手におえてない犬がたくさんいるのに、授業のために犬を繁殖させ、またかわいそうな運命になる犬を増やしている。 バカバカしすぎる。これ以上かわいそうな犬が増えないように学校なんて潰れてしまえと思った。退学して、学費だけが残ってしまい、国分町のガールズバーで働いた。 その後に、

仙台国分町キャバクラ派遣

アシストに所属し働いた。マロン1